FLAT4 Vintage Car Collection
1949 TYPE-14 HEBMULLER CABRIOLET
BASIC SPEC《基本仕様》
年式 | 1949年式 |
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車台番号 | 1-0138 621 |
圧縮比 | 8.1 : 1 |
最高出力(SAE) | 48HP/3,300rpm |
ボディカラー | ブラック(L-41)×コーラルレッド(L-50) |
内 装 | タンレザー |
キャブレター | SOLEX 32PBIC デュアルキャブレター |
排気量 | 1,295cc |
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ボアxストローク | 77mm × 69.5mm |
全 長 | 4,200mm |
全 幅 | 1,600mm |
全 高 | 1,550mm |
重 量 | 623kg |
Commentary《解説》
「幻の2シーターカブリオレ」と呼ばれる「TYPE-14 HEBMULLER CABRIOLET」は、当時、フォルクスワーゲンの最高級車として、KAROSSERIE HEBMULLER社が、TYPE-1ビートルのシャーシをベースにハンドメイドで生産していた2シーターカブリオレで、1949年3月、ジュネーブショーでデビューしました。しかしながら、そのわずか4ヶ月後の7月、悲運の大火災に見舞われ、工場は全焼してしまいます。2,000台の注文に対して、数百台しか生産できなかったHebmullerは、その後、焼け跡に残されたパーツを集めて生産が再開されますが、その台数は極めて少なく、1948年12月のプロトタイプから1953年2月の生産終了までに、累計で696台しか生産されませんでした。
こちらの’49年モデルは、’85年に小森がアメリカにて発掘し、その後、当時のオプションであったOKRASAチューニングのNOSエンジンを探し出して搭載。クランクシャフトはOKRASAのロングストローク化により1,131ccから1,295ccへとスープアップし、ツインキャブレターやアバルト社製マフラーを装着する事で、最高出力は25HPから48HPにアップしています。その他にも、PETRI社のバンジョーステアリング&ホーンリングやフォックスクラフト社のリアフェンダースカート、16インチホワイトウォールタイヤ等、当時販売されていた全てのオプションが装備された、世界でも指折りの一台として、2001年1月、日本に上陸しました。現在は、FLAT4本社にて定期的に展示ディスプレイしている他、快調なOKRASAエンジンのイグゾーストノートを奏でながら日本全国のVINTAGE VWイベントへエントリーし、当時の優雅な面影で人々を魅了しています。
FLAT4 Blog introductory article《ブログ紹介記事》
- ・2006.5.23 「東京本社、展示車両の入れ替えを行いました。」
- ・2006.12.4 「YOKOHAMA Hot Rod Custom Show ’06出展」
- ・2006.12.12 「東京本社ショップ、展示車両入れ替え完了!」
- ・2008.11.5 「富山で行われた「VW meeting 2008」に参加!」
- ・2009.4.27 「コーチビルドCONV.モデルが東京本社にラインナップ」
- ・2009.12.7 「Hot Rod Custom Show ’09に出展!」
- ・2010.1.6 「’49 Hebmuller x 911 6J DEEP撮影」
- ・2011.10.2 「2.Klassisches VW Treffen In Japanイベントは無事終了致しました!」
- ・2013.9.25 「東京本社2Fミュージアムの展示車両を入れ替えました!」
- ・2013.10.7 「3.Klassischesイベントレポート[初日]」
- ・2014.4.30 「Volkswagen Fest 2014 & Street VWs FESTイベントレポート展示ブース編」
- ・2015.10.5 「4.Klassischesイベントレポート[初日]」