イベントレポート「Vee-Dub SPRING FESTA -“50th Anniversary of The California Look”-」

2025年4月20日(日)、山梨県富士吉田市の人材開発センター富士研修所(旧称:富士カーム)にて、staginglane.net主催のVWイベント「Vee-Dub SPRING FESTA “50th Anniversary of The California Look”」が開催されました!
当イベントの“50th Anniversary of The California Look”メインスポンサーを務めたFLAT4もブースを出展いたしましたので、その模様をレポートいたします!


イベント数日前までは雨の予報でしたが、Cal-Look VWファンの願いが通じて、前日には晴れ予報に変化。当日は雲こそあるものの、富士山がしっかりと見える気持ちの良い天気に恵まれました。
ちなみに富士吉田市は標高が高いため桜の開花が遅く、まさに今がベストシーズン。富士山と桜の共演という、最高のロケーションが広がっていました。



イベントのサブタイトル「50th Anniversary of The California Look」が示す通り、「The California Look」が初めてアメリカの雑誌『hot VWs』誌(1975年2月号)で紹介されてから、今年でちょうど50年。これを記念して、日本各地からCal-Look VWが集結しました。




広大な芝生が広がる会場の中央には、全国から招待された珠玉のCal-Look VWsがズラリ。『Street VWs』や『LET’S PLAY VWs』などの国内VW専門誌はもちろん、海外のVWマガジンでもフィーチャーされた車両ばかりで、ハイレベルなCal-Look VWsが一堂に会しました。まさに、50周年にふさわしい日本のCal-Look VWシーンを牽引する車両たちです。










エンジンルームにおいても、クリーンかつハイパフォーマンスであるのはもちろん、カラーリングやパーツチョイス、一手間加えられたディテールなど、オーナーのこだわりとセンスが凝縮されていました。




FLAT4からは、創業者・小森が1976年に完成させ、日本初のCal-Look VWとして知られる「1952 Type-1 Chop-Top」をエントリー。CALバンパーやFLAT4 911スタイルホイール、MOMOステアリングホイールなどを装着し、1988年創刊の『LET’S PLAY VWs』誌にて「戦慄のチョップ・トップ」として紹介された当時のスタイルを忠実に再現しました。久々のVWイベントでのディスプレイということもあり、「懐かしい!」という声とともに多くの注目を集めていました。
(今回変更した「1952 Type-1 Chop-Top」のディテールについては、後日SNSにてご紹介予定ですのでお楽しみに!)


さらに、FLAT4最新のデモカー「1967 Type-1 “Strato Silver Bullet”」もエントリー。足元には、スペシャルエディションとしてリリースされたダークグレーバージョンのFLAT4 BRMホイール(DR-704TS)を装着。『hot VWs』2025年2月号のCal-Look 50周年特集でも大きく取り上げられた、現在のCAL-LOOKシーンで注目度の高い1台です。


また、FLAT4代表・Nao Fujitaの愛車「1956 Type-1 Oval Window」もエントリー。EMPI/SPEEDWELL製のオリジナルBRMホイールを装着し、日本人で唯一のD.K.P.メンバーでもあるNao FujitaのCal-Look VW愛が詰まった1台。現代のCAL-LOOKバイブル『The Complete Book of CAL-LOOK』(HO-104A)の表紙も飾っています。




FLAT4ブースでは、「1952 Type-1 Chop-Top」をモチーフにデザインされたCal-Look 50周年記念Tシャツや、BUG-INスタイルのボトルオープナー付きキーチェーンを先行販売。多くのお客様にお買い上げいただきました。ありがとうございました!
(こちらのグッズは、後日オンラインショップでも販売開始予定ですのでお楽しみに!)



さらに、WEBER IDAスタイルキャブレター(CA-015C)をはじめとするCal-Look向けハイパフォーマンスパーツや、新製品のカスタムウッドダッシュノブ(IN-101)なども展示。実車への装着例を通じて、インテリアの雰囲気を感じていただけたのではないかと思います。



今回のイベントには、一般参加のVWsも多数エントリーされ、特にCal-Look VWの比率が非常に高い印象でした。当日エントリーも含め、会場に集まったVWの総数はなんと135台にものぼりました!





エントリー車両のディテールにも注目が集まり、たとえばBRMホイールにエイジング加工を施しEMPI/SPEEDWELL製風に見せたり、ワイド加工を施したり、FLAT4カスタムバンパーガード(BD-168G)にガスケットを追加したり、ライセンスプレートフレームに差し色を入れるなど、各オーナーが自分だけのカスタムを楽しんでいる様子が印象的でした。

それではここからは、会場で出会った素敵なVWsをまとめてご紹介します!





















「Vee-Dub SPRING FESTA “50th Anniversary of The California Look”」は、天候にも恵まれ、富士山を望む絶景ロケーションの中で開催された素晴らしいイベントとなりました。Cal-Look 50周年という大きな節目にこのようなイベントが開催されたことは、日本のCal-Look VWシーンにとっても非常に意義深いことだと感じます。

FLAT4としても、メインスポンサーとしてイベントに協力できたこと、そしてカーショーおよびブースへの出店を通じて多くのVWオーナーの皆様と直接お話できたことは、スタッフ一同にとっても大変貴重で有意義な時間となりました。

イベントを主催された「Staginglane.net」の皆様、そして会場にお越しいただいた皆様に、改めまして心より御礼申し上げます。

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