FLAT4 VWクイズ「No.208」正解発表

FLAT4 VWクイズNo.208の正解は、「3」2,000回が正解となります!

今回は回答いただいた62名のうち22名の方が正解となりました!
皆さんかなり悩まれたようで、回答率も「1」24%「2」10%「3」35%「4」31%と分かれました。正解された皆様、おめでとうございます!
正解された方には、後ほど10% OFFクーポン付きメールをお送り致しますので、FLAT4オンラインショップまたは店頭にてショッピングの際、メールに記載されています「10% OFFクーポンコード」をお知らせ下さい!

「エンジン回転数」=「クランクシャフトの回転数」というヒントがあったため、「クランクシャフトに連動しているディストリビューターシャフトにカム山が4つ付いているから、1000 x 4 =4000回で「4」と回答された方も多かった様ですが、実は、ディストリビューターシャフトとクランクシャフトは回転数が異なるのでした!

上図の通り、空冷VWエンジンなど4ストロークエンジンの場合、ピストン運動は「吸気」「圧縮」で1往復、「点火」「排気」で1往復するため、1工程につき2往復、つまりクランクシャフト2回転で1サイクルとなります。
そのため、「点火」の役割を担うポイントの開閉タイミングはクランクシャフトの回転数の1/2となるため、ディストリビューターシャフトの回転数は1/2に、そして4気筒の場合、1サイクルで4回点火が必要となるため、ディストリビューターシャフトに備わる4つのカム山によってポイントが開閉する回数は、1000 x 1/2 x 4 = 2000回となるのです。

では、どうやってディストリビューターシャフトの回転数を変えているかというと、下イラストにあるクランクシャフトとの連結部である”ディストリビュータードライブギア”で変速しています。*実際には、さらにバキューム方式やガバナ方式といったディストリビューターの「進角」装置が加わり、常にエンジン回転数に追従して点火タイミングを同調させています。

この様に、当時の自動車の主流であった「ポイント点火方式」では、アイドリング時の1,000rpmでも毎分2,000回(4気筒の場合)、1秒間に約33回という超高速なスピードで電圧のON/OFFを繰り返し、点火コイルでスパークプラグに必要な高電圧を発生させていました。
その過酷な状況故に、定期的なメンテナンス、交換が必要となり、更に、エンジンの調子が悪くなったり、エンジンが始動しなくなった場合は、まず最初にポイントの点検を行います。

具体的には、
・接点面が焼けて黒く焦げていたり、中心からずれた位置で当たってないか?
(接点の中心が灰白色にわずかに焼けているのが正常)
・ポイントヒールの摩耗によりギャップが狭くなっていないか?
(ギャップクリアランス適正値は「0.4mm」)

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次回もFLAT4 VWクイズへのチャレンジをお待ちしております!
See you on Next FLAT4 VW QUIZ!

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