AIRMIGHTY SHOWが開催されるオランダ・エンスヘデに向かう途中に立ち寄った、ベルギーのVW SHOP「BBT」のレポートをお届けします!
BBTはベルギーの主要都市のひとつ、アントワープからクルマで20分ほどの街 “Sint-job-in-‘t-Goor” にあります。ヨーロッパはもちろん世界中にオリジナルパーツなどを販売しているVW SHOPで、FLAT4でも昔から取り扱っているためBBTのロゴを見たことがある人も多いと思います。
広大な敷地に対し、数年前に改装された新たな店内はコンパクトで、カウンターで必要なパーツを伝えスタッフがウェアハウスに取りに行くアメリカのVW SHOPの様なスタイル。BBTもAIRMIGHTY SHOWに参加するため、イベントパーツが店内に置かれていました。
カウンターの奥にあるパーツはコレクションとの事ですが、手前のショーケースに入れられたN.O.S.パーツなどはFOR SALE。コンプリートエンジンにもプライスタグが付けられていました(カットモデルはNOT FOR SALE)。
壁面には当時のVWリーフレット用ポスターやポストカードフォト、VINTAGE 広告などがぎっしり。
ドイツのVINTAGE VWイベント、Hessisch Oldendorfで撮影されたBBT代表BobとFLAT4ファウンダーであるKomoriの写真。二人とも若い!
KLASSISCHES VW TREFFEN IN JAPANの為に何度も来日し、時には車両も持ち込んでくれたBBT。感謝への気持ちとして贈らせて頂いた寄せ書きや盾と共に懐かしい思い出が蘇ります。
そしてこちらが、膨大な量のパーツが保管されているウェアハウス。ボディパネルなどの大きいパーツからカラーボックスで分けられたスモールパーツまで整然と並べられており、それらはフォークリフトを使って品出しが行われていました。
「ここまで広い倉庫だと、どこにどのパーツがあるのかわからなくなる事はないですか?」と聞くと、「在庫数や在庫場所など全てコンピューターで管理されているから問題ないよ。 だれかがパーツを仕舞う場所を間違えたりしなければね!!」との事。
USEDパーツのストックもマフラーやエンジンパーツ、ボディパーツ、ホイールなど多岐に渡ります。よっぽどコンディションが良くない場合でない限り、VW純正パーツは滅多な事では捨てる事はないそうです。
ファクトリーでは、フロントアクスルにダメージを負ってしまったというSCHWIMMWAGENや、当社もスポンサー協力させて頂いているベルギーのラリーイベント「ARDENNEN RENNEN」に参加するLOW LIGHT KARMANN GHIA (PORSCHE 356エンジン仕様!)や、ターボチャージャーを搭載したTYPE-34 KARMANN GHIAが作業中でした。
続いては、BBT代表BOBのコレクションカー。TYPE-1 SPLIT WINDOWやTYPE-2 BARN DOORなどの貴重なVINTAGE VWはもちろん、PORSCHE 356やSUPER RAREなDENZELなどのコーチビルドカーが所狭しと並べられていました。いずれもミントコンディションの車両ばかりで、エンジンを掛けてスタート出来る状態にキープされているそうです。
ちなみに、FLAT4本牧でFOR SALE中の1958 TYPE-1 SEDAN EUROPEAN MODEL LIGHT BRONZE (L-245)も、BBTから協力を得てFLAT4がインポートした1台。ミントコンディションのVWsを抱えるBBTが特にイチオシのTYPE-1で、実際にこれまでFLAT4が販売して来たVWsの中でも抜群にコンディションの良い車両です。極上のTYPE-1をお探しの方は是非お見逃しなく!