2023年9月16日(土)~17日(日)、オランダ・エンスヘデにあるAirbase Twenthe(空軍基地)にて開催された「AIRMIGHTY SHOW」イベントレポート第2弾!
カスタムVWのショーカーが多いイメージの「AIRMIGHTY SHOW」ですが、VINTAGE VWも多数エントリー。世界的に貴重な1936 プロトタイプをはじめ、1950’s CONVERTIBLE、1950’s BUS、LOW LIGHT K.GHIA、ROMETSCHなどが勢揃い。オリジナルコンディションからフルレストレーションが施された車両まで、ヨーロッパのVINTAGE VWシーンが凝縮されていました。
その一方、THINGやバギー、コーチビルドカー、ブラジルモデル、FORMULA VEE、PORSCHE 356などの個性的な車両もエントリー。他のVWとは一線を画す独特なデザインや希少性がカーショーにバリエーションを与え、ギャラリーからも注目を浴びていました。
それでは、ここからはカーショーのアワードの紹介です! まずは10名のアワード選考メンバーによって選ばれた特別な20台である”TOP 20″。これらの中では優劣はなく、ジャンルも異なりますが、今回の「AIRMIGHTY SHOW」で輝きを放っていた20台という事になります。
1952 Type-1 Convertible “Old Speed”
Karmann Ghia coupe (Volksworld and Spa top 20 winners)
1966 Type-1 Cal Look (AirMighty #45 Covered Car)
続いては、”OUT of the BOX”アワード。”TOP 20″には選ばれなかったものの、ギャラリーを惹きつける魅力をもった車両に贈られる栄誉となります。
1936 Type-1 Prototype (from Grundmann Family Museum)
Type-1 1303 w/Porsche 997 Engine
1960 Renault Duaphine w/VW Engine
そして最後に、Best of Showのアワードに輝いたのは、イギリスよりドーバー海峡を越えはるばるエントリーされた1954 Type-1 R.H.D.!
1990’sに作られたCal-Look Type-1を現オーナーである”Lee Irving”がディテールアップさせ完成させた1台で、フェンダーの内側まで磨き込まれたミラーフィニッシュのボディ、美しいフロアーパネルやアクスル、EMPI/SPEEDWELL BRMホイール、Wilwoodディスクブレーキ、2276ccエンジンなど、文句のつけようがない、まさに”ショーカー”。アワード選考メンバーの大多数がこのType-1に票を入れ、Best of Showに選ばれました!
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