1953 Dannenhauer & Stauss

flat4

FLAT4 Vintage Car Collection

1953 Dannenhauer

1953 Dannenhauer & Stauss

BASIC SPEC《基本仕様》

年式 1953年式
車台番号 1-101 852
圧縮比 8.32 : 1
最高出力(SAE) 48HP/3,300rpm
ボディカラー ブラック(L-41)
内 装 レッドレザー
キャブレター SOLEX 32PBIC デュアルキャブレター
“OKRASA”
排気量 1,602cc
ボアxストローク 83mm × 74mm
全 長 4,200mm
全 幅 1,550mm
全 高 1,400mm
重 量 840kg

Commentary《解説》

1950年、Gottfried Dannenhauerとその息子であるKurt Staussが立ち上げたKAROSSERIE Dannenhauer & Stauss社によって生産されたVWベースのコーチビルドカーで、芸術的な美しいシルエットのボディは全てスティール生地からハンドメイドで製作されていたため、生産台数わずか100台程度であり、その中でも現存するのは世界中に僅か数十台と言われる大変貴重なモデルです。
こちらの’53年モデルは、カーブしたフロントウィンドーや前開きのスーサイドドア、ナロータイプのデッキリッドグリル等を備えた後期モデルとなり、PORSCHE356用ライセンスライトやTYPE-1 OVALの雰囲気を持つダッシュパネル等、PORSCHEやVOLKSWAGENとの関係性が見てとれる興味深い1台です。2000年にアメリカにて小森が発見し、その後、1192ccスタンドエンジンをベースにOKRASAチューニングによって1602ccへとスープアップされ、SOLEX 32PBICデュアルキャブレターやABARTHマフラー等を装備し、長い年月を掛けて徹底的なレストレーションが施され、遂に2008年3月に日本へ上陸。FLAT4本社にて定期的に展示ディスプレイしている他、日本全国のVINTAGE VWイベント等へ自走でエントリーしています。