空冷フォルクスワーゲンのリプレイスメントパーツからチューニングパーツ、ドレスアップパーツの事なら、株式会社FLAT4（フラットフォー）へ

Commentary《解説》

1946年11月に製造されたこちらのTYPE-1は、第二次世界大戦時にキューベルワーゲンなどを製造していたフォルクスワーゲン工場が1945年の終戦によりイギリス軍管理下となり、当時派遣されたイギリス陸軍のアイヴァン・ハースト少佐の指揮によって、イギリス軍をはじめとするCCG(Commission Control Germany:連合軍による治安維持や警察機関を担う部隊)の移動手段用として生産を再開したTYPE-1 ビートルの初期型モデルとなります。
その後市販型ビートルの生産ラインも軌道に乗り、1946年には10,000台ものビートルが作られ、現在でも、1946年製造のTYPE-1は世界に約40台ほど現存されていますが、CCGイギリス軍向けとなると、世界に僅か数台。
FLAT4が所有するこちらの「1946 TYPE-1 FOR CCG BRITISH ARMY」はまさにそのうちの貴重な1台で、CCGイギリス軍にて使用された後、東ドイツで長年眠り続けていたため、オリジナル度の高い状態を維持。その後、1989年の東西ドイツ統合後にコレクターによって発掘され、オリジナルを重視し、極力既存パーツを修復しながら丁寧に当時の姿へと戻す作業が行われ、数年前のBad Cambergにてその姿を披露。
その完成度と資料性は高く、2021年2月、遂に日本に上陸し、FLAT4本社にて定期的に展示ディスプレイしております。